R2年第4回定例会報告 池子2丁目崖崩落事故、復旧工事等

令和2年第4回定例会が閉会しました。今定例会には、池子2丁目の崖崩落事故の当該地管理組合と本市の和解について合意案が、議案提議されました。この和解は、事故直後、本市が負担してきた仮復旧工事など総額約3750万円について、管理組合に無利子、無担保で貸し付け、令和3年から令和15年までの13年間、毎年300万円(初回150万円の費用負担)を全額管理組合の負担とすることが合意案として出されたものです。私は賛成し、議決結果は賛成多数でした。また、市道との境界には、将来的な安全対策として、本格復旧工事が計画され、総額5264万円を国負担7割、市負担3割の約1580万円を捻出することの補正予算が提案されました。この境界壁は、市有財産となり、全会一致をもって、可決されました。また、本事故に関する決議が提案されました。決議の内容は、議会が行政と共に、防災安全対策に取り組む点、また費用負担において管理組合に遅滞なく返済が履行されることを求める点、最後に被害者遺族からの損害賠償について、早期解決を求める点の3点が決議内容とされ、提案されました。
私はこの決議案には反対の意を表しました。決議内容の前述2点は同意できるものの、最後の管理組合に損害賠償について早期解決を求める点は、同意できませんでした。議会決議という政治的な立場において、三権分立の司法の領域に踏み込み、裁判の当事者の一方のみにおいて、早期解決を強く求めるとの言及は、判決と判決後の影響、裁判の目的とされる法律上の争訟において、終局的な解決を図るべき公平性の観点から政治的意見は差し控えるべきとの判断に至りました。同様の内容で反対討論を行いました。本件、被害者の方のご冥福をお祈りし、被害者遺族の方々には心よりお悔やみ申し上げます。