臨時議会 補正予算 逗子海岸花火大会について

5月末、臨時議会が開会します。9月27日に逗子海岸花火大会を実施するにあたり、昨年度は補助金をカットしましたが、今年度は逗子市観光協会への花火大会に実施する警備費用約1300万円の補助金が提議されます。

本市の財政状況を鑑み、また緊急財政対策の過程において、市の事業全般を見れば、実施にあたりその優先度に疑問を持つものです。地域の活性化(地域を元気にするため)や観光振興策において、花火大会は子どもから大人まで多くの市民の楽しみであり、夏の風物詩としても意義がないとは思いません。しかし、1日に市税1300万円を費やす分、もし花火大会を諦めれば、年間を通じて市民生活に寄与する事業が浮上します。特に子育て支援に関する事業の中でも、ふれあいスクール事業約640万や、心の教育相談援助事業600万の復活が可能となり、また障害福祉においては、あらたに移動支援事業の約130万は利用者負担割合の導入により捻出される市税の財源です。

市の財政は花火大会が出来ないほど苦しいわけではないという見方は勿論あるでしょう。たしかに財政全般は緊急財政対策の結果、確実に回復基調にはあります。財政調整基金の積み増しは予定より前倒し、今年度当初9億が見込まれたことは評価できますが、財政調整基金は基準とされる標準財政規模の12億より不足しており、未だ気を緩めるには、時期尚早と言わざるを得ません。長期的な財政見通しにおいても、繰越金を当初3億で見込みながら、2020年度以降は3億5千万とより最小値での繰越額とする方針を緩め、3億5千万円と、より期待値を高めたことで、それ以上の繰越金が見込めなければ財政運営上はリスクを負うことになります。

将来的な財政見通しを踏まえ、補助金についてはより慎重にならざるを得ず、時々に合わせて財政対策を構築しつつも、その基本方針は、あれば良いがなくてもやっていけるものは諦める。逆に生活上、必要不可欠な支出は公の役割として切り捨てられないものがある、優先度をつけるべきものと考えます。実施については、本会議31日の議会議決によります。