家族のケアを担う子どもについて ヤングケアラーの問題

2018年6月28日 13時50分 | カテゴリー: 活動報告

平成30年第2回定例会が閉会しました。今定例会で6月26日、一般質問を行いました。
私の質問内容は、逗子中学校用地の国有地有償貸借について、ケアを担う子どもについて、緊急財政対策で見直しされる手当について、児童のランドセルの重さについて、池子接収地について を質しました。
その中から、家族のケアを担う子どもについて 質問内容を説明をします。平成24年就業構造基本調査では、15歳から29歳の若い介護者が17万人以上に上ると報告されています。日本ケアラー連盟では18歳未満の介護者をヤングケアラーと定義し、家族にケアを要する人がいる場合で、大人が担うようなケア責任を引き受け、家事や家族の世話、介護、感情面のサポートを行っている子どもの姿が明らかになっています。
2016年に藤沢市が教員に対して実施したヤングケアラーの調査結果では、子どもがケアをしている相手は主に兄弟と母親でした。またこれまでに教員として関わった児童・生徒の中で家族のケアをしているのではないかと感じた子どもがいたと答えた教員は1098人回答中534人の49%にのぼり、子どもが年齢の割に重いケアを担っている実態が示されました。子どもの家族ケアの過度な負担が発覚した場合、本市の学校現場での対応、行政側の支援体制はどうなっているのか質しました。教育長から、学校現場で児童の支援の必要性が発覚した場合は、背景たるものを考慮し、学校を含み関係機関と連携し、問題解決にあたると答弁がありました。今後のヤングケアラーとしての取り組みとして質したところ、藤沢市の実態調査を把握している。今後周知を図っていく、こうした問題があることを認識している。との回答がありました。
全国での家族人数は平均2.47人と3人を下回り、家族の中でも家事や介護を含む負担は重くなっています。国にも余裕はなく、高齢者福祉と障害福祉はどちらも家族を中心とした在宅中心への方向性を出しています。こうした介護や家事を担う家族の低年齢化とケアの過度な負担、長期化は今後も社会の大きな課題となっていくことでしょう。教育現場から見える現代的課題に対し、まずはこうした問題が潜在化し、見過ごさないよう認識をしていくことが求められます。