都市宣言「青い海とみどり豊かな平和都市」から思いを馳せる

2018年1月21日 13時47分 | カテゴリー: 活動報告

逗子市の都市宣言は、1974年市制20周年に宣言されました。「青い海とみどり豊かな平和都市」は、私たち逗子市民は、青い海と、みどり豊かな自然を愛し、輝く太陽のもと、明るい、 平和なまちづくりにまい進することを宣言しますという内容です。それから44年の月日が経ちました。私たちは様々な地方自治体の難題を乗り越え、今に至っています。米軍住宅建設の問題が寝耳に水で引き起こされた時代、国の一方的な強行建設によって、もの苦しい空気が漂う中、地域住民は必至でした。当時中学から高校生であった私は、住民による建設反対運動を目の当たりにし、国の圧力による権限と住民意思の対立を何とも言えない重苦しい気持ちで過ごしました。住民たちは、未来の子供たちのために地域の貴重な自然環境を守りたい一心で、決して地域エゴではなく戦っていました。その住民運動の信念は、まさにこの逗子市都市宣言そのものであったと思います。

今、当時のことを知る市民はどれだけいるかわかりません。しかし国の安全保障という政策が、米国依存をより深め、武力を強化し、防衛予算を膨張させ、平和な国家になるのか、違和感を感ぜずにはいられません。米国と100%共にあるという総理の言及、米国一辺倒に依存する思想に対し、この都市宣言には、住民が普遍的な平和へのまちづくりを願い、武力によらない未来へ希望を抱いている、そんな姿が想像されます。今、地方は国に対し、どれほどの疑問の声をあげているのか、30年以上前の住民運動が、現役世代となった私たちに何を残してくれたのか、大切なことを忘れてしまっているのではないか そんな思いがよぎります。