社会教育について 28年度決算から

2017年9月16日 05時55分 | カテゴリー: 活動報告

28年度決算特別委員会が11日から15日まで行われました。

今回は委員になり、総括質疑では4点質疑しましたが、その一つ社会教育についてを取り上げます。

社会教育講座では、社会教育プランに基づき、現代的課題や地域課題を取り上げ講座を開催しています。28年度の講座のテーマは「メディアリテラシー講座」「アサーティブコミュニケーション講座」「サードエイジ講座」など、ちょっと聞いただけではその内容がわからないタイトルが多く、聞きなれない片仮名連ねていないか、流行を探すかのような講座タイトル選定がされていないか、指摘しました。

現代的課題とは何かは、定義されているのですが、シンプルに考えれば、現代社会の構造や状況が問題を生じさせるものになると思います。私が考える現代的課題の例として、子どもの貧困や虐待、中高年のニート・引きこもり、事件に至るような介護の問題、本人に訴えの力がまだなく見過ごされているブラックバイト、近年では奨学金返済による厳しい取り立てなどなど。 特に聞きなれない言葉はありません。また真新しい社会問題でなくても、現代的課題と考えます。

社会教育の質は自治体の知的水準を象徴しています。けっして決算の金額は大きくありませんが、いつもいい講座をやっている、いつか一度は受講してみたいと思われるような講座の選定が重要です。毎回の受講者数が多いか少ないかだけで、費用対効果を測るものでもありません。受講者が充実感を得て、考えを深めたり、解決の糸口を見つけることが求められています。

社会教講座のタイトルに共感されることが、市民の政治的関心を引き寄せ、投票率の向上や、地域の課題や問題を知るきっかけにもなり、見えないところで行政に、さまざまに効果が波及しています。

講座の選定には丁寧な議論を通じて、これが現代的課題と共感できる内容が展開されるよう求めました。