神奈川の基地を知る ピースリングツアーに参加して

2015年10月14日 16時02分 | カテゴリー: 活動報告

昨年に引き続き、神奈川ネットワーク運動が開催するピースリングツアーに参加しました。今回は、相模総合補給廠からキャンプ座間そして厚木基地をめぐりました。厚木基地では、横須賀基地とも密接な関係で、横須賀基地に配備されている原子力空母が搭載する艦載機はすべて厚木基地に飛来します。

厚木基地は戦争中に旧日本海軍が航空基地として使用し、終戦後、米軍に接収され1971年以来、米海軍の後方支援基地となり、海上自衛隊と米海軍の日米共同使用基地となっていることに特色があります。小学校が375校も入る広大な敷地は、大和、綾瀬、海老名の3市にまたがり東京23区に匹敵する住宅密集地に位置します。

米海軍空母艦船での離着陸を想定し、離着陸訓練を繰り返すタッチアンドゴーや、夜間の着艦訓練NLPが行われ、すさまじい爆音、夜間の訓練は近隣住民の生活に多大な苦痛を及ぼします。基地県、神奈川の在り様を感じます。

こうした被害から爆音訴訟運動による訴訟は、今年5月に横浜地裁が自衛隊機の早朝と夜間に飛行差し止めの判決を下しました。しかし、米軍機の飛行差し止めについては棄却しています。日米地位協定の元、治外法権の実態は、皮肉な結果を露呈しましたが、飛行の差し止めという新しい判決を勝ち取ったことは原告団の大きな成果です。

軍備によらない平和の在り方を追求し、基地の現実を見つめ、地位協定の見直しを一人ひとりが考えなければならないか、このたびの基地を知るピースリングツアーは突きつけられるものでした。