原子力空母の交代を問う

2015年6月4日 06時43分 | カテゴリー: 活動報告

これまでの議会で、私は毎回、基地問題を取り上げて来ました。今定例会でも基地問題を大きなテーマとして一般質問します。2008年9月から横須賀米海軍基地に配備されていた原子力空母のジョージワシントンは5月に米国に帰港したものの、今年の後半までに同型のロナルドレーガンと交代します。後継艦が同型であるにしろ、地元横須賀には事前承認すらありません。原子力艦は原発と同等規模の原子炉を搭載し、動力として使用します。原発をゼロにするかを争点としている日本で、三浦半島だけがその例外として、原子力空母が居座り続けている実態は、住民の安全をないがしろにし、基地の固定化を意味するものです。

原子力艦安全基準も多いに問題があります。原発は原子力災害対策指針の基準を改訂しましたが、原子力艦防災マニュアルに記載されている基準は時代遅れで大きな違いがあります。原発の災害指針は毎時5マイクロシーベルトが検知された場合、周辺5キロ以内の住民は即時避難と改訂されました。しかし、原子力艦防災マニュアルは毎時100マイクロシーベルトが検知された場合に、原子力空母から3キロ圏内の屋内退避とされたまま、改訂は行われていないのです。原発の燃料棒は年に1回交換しますが、原子力空母の燃料交換は25年に1回、溜まる死の灰が最大25年になるというもので、万一、原子力空母が原子炉事故を起こした時、相当な被害、避難が遅れると被爆が拡大する恐れがあります。

逗子市は安定ヨウソ剤を庁舎に備蓄しています。安定ヨウソ剤は服用して、甲状腺にブロックをかけ、甲状腺がんを防ぐものですが、配布方法を早急に取決める必要があります。同時に原子力空母の危険性を認識し、半径10キロ圏内にある三浦半島の首長すべてが住民の安全確保のために、原子力空母の横須賀基地配備は受け入れられないと表明するべきではないでしょうか。

6/18(木)の午後、私の一般質問があります。原子力空母の問題を質していきます。