平成27年第1回臨時会 代表質問報告 池子接収地返還のために行動できること

2015年1月31日 11時08分 | カテゴリー: 活動報告

平成27年第1回臨時会が1月30日(金)に閉会しました。このたびの臨時議会にて平井市長の所信表明に対し、会派代表質問の機会を頂きました。私の代表質問要旨は下記の6点です。

①池子接収地について②逗子海岸ファミリービーチ再生・活性化プロジェクトについて③シティプロモーションプロジェクトについて④新たな市民自治システムの確立について⑤子育て・教育環境の更なる充実について 

平井市政3期目にあたり、池子接収地(池子米海軍補助施設)の返還に向けて財源を踏まえての準備状況について 質問の内容を報告致します。

昨年11月30日から池子接収地は共同使用が開始されましたが、市長は「40haおよび全面返還に向けて、全市が一丸となって力を結集する新たなスタートを切る時」であると所信表明の冒頭で述べました。返還に向けて現実味を帯びてきた状況は確かです。ですが、問題となるのは、財源なのです。池子接収地の一部は市民から強制収容した歴史的背景があり、本市としては返還にあたり無償譲渡を視野に入れるべきですが、一方で、国は米軍提供財産返還後の利用に関する基本方針で無償による全面利用という自治体の要求に応じていません。逗子市は公園用地として返還の交渉を視野に入れていますが、公園用地でも土地価格の3分の1での有償買い取りとなります。こうした有償払下げは自治体に過剰な負担を与えるもので、基地を抱える自治体にとって返還後の跡地利用計画推進の大きな阻害要因となっています。

基地問題の憤りを感じますが、一方で財源を無視した返還交渉は現実的でないのも確かです。そこで「(仮称)池子の森返還基金」の設置を提案し、市長に見解を質しました。市民が返還のために寄付をしたり、ふるさと納税やクラウドファンディングなど市内、市外からも資金調達をする可能性を作ることは、財源不足の自治体に大いに意義があります。財政面での市民参加もまた行政運営の一つです。

市長答弁は「今後は財務省との交渉ということになり、現時点で財源については明らかにしていない。将来的には基金も含めて検討していく」とのことでした。

他にも自然公園の緑地エリアに入場料を設け、基金に積立てていくなどアイデアはまだまだあると思います。市民がいかにさまざまな形で返還を訴え、行動するのか。地道な努力ですが、市民の姿勢を国にみせていくことが何よりも重要だと考えます。